思い出してみて下さい。
これらの経験がない方は、これから説明する状況を想像してみて下さい。
1.整骨院に行く
整骨院で施術を受けるのは保険診療で行えるため、自己負担額は安価です。しかし、実際に手で施術してくれるのは、わずか10~20分程度で、その他はウォーターベッドや電気治療、温熱治療です。東洋医学主体で針や灸を行う施設であっても効果のエビデンスは乏しく、西洋医学を学ぶ医療従事者からすれば怖くて身を預けれません。何よりも施術時間がわずか10~20分程度で治るものでもなく、一時的に良くなってもすぐに元通りになります。このまま通院して効果が得られると思いますか?
2.マッサージ店に行く
スーパー銭湯や巷にあるマッサージ店では、1時間あたり4000~5000円程度でマッサージをしてくれ、激安店では3000円前後のお店もあります。しかし、実際に施術を行ってくれる施術者はアルバイトの無資格者です。おそらく社内研修が短時間あると思いますが、神経や筋肉の解剖や作用すら十分に理解しておらず、筋肉を揉みほぐすのが仕事でしょう。利用者も気持ちが良ければそれで良いと割り切っている方もおられますが、結局は次の日には効果は無くなっていることが多いでしょう。大切なからだのケアは専門家の方が良いと思いませんか?
3.病院に行く
肩凝りや腰痛の段階で病院を受診する方はほとんどいないはずです。病院に行く頃には、手先や足先が痺れていたり、痛くて動けない状況にまで陥ったり、手が上がらなくなってしまっていると想像します。すでに時は遅しで整形外科的な疾患(病気)となっています。病院での通院リハビリ、もしくは場合によっては手術を進められることも覚悟しておかないといけません。また、ここでの通院リハビリにおいても、医療機関がもらえる診療報酬が低いため、多くの病院で外来リハビリを撤退されているか、多人数のリハビリに対応しているのが現状です。理学療法士の専門家の治療を受けられますが、せいぜい20分程度でとても時間をかけて治療を受けることは出来ません。
※ 「病院に行ってはいけない」ということではなく、遅い場合が多いという意味です。
専門家の理学療法士に診てもらおう
通常、理学療法士は病院やクリニック、老人保健施設で働いています。日本で独立開業している理学療法士はわずか0.1%、1000人に1人と言われています。もし、開業していても脳卒中の片麻痺を患うような重度障害者の治療に当たり、肩凝り・腰痛に対して診てくれる人はいません。
そこで、理学療法士の資格をもった専門家が自費診療として肩凝り・腰痛を改善するために立ち上げたプロジェクトが『からだメンテ』です。